2021年9月8日、カワサキモータース公式のYouTubeチャンネルにアップされた
ティザー動画「RETROVOLUTION」の第二弾が公開されました!
その映像の中に「Z650FOUR(B1)」通称:ザッパー(ZAPPER)が
チラリと映った事で
・次のKawasakiのニューモデルはザッパーの復活で決定?!
・「Z650RS」来るか?!
と巷ではバイクファン達の間で話題となっています。
それでは深く、濃い情報は専門誌にお任せするとして、
このサイトでは初心者の方でも分かるように、
簡単にどんなバイクだったのか説明しますね。
超人気車種「Z2」の最適化版!目指せ「Z1ジュニア」
■750RS(型式:Z2)通称:ゼッツーの登場
1972年に登場した「Z1(903cc)」が海外でかなり高い人気となり
販売も好調だった為、日本国内で販売したかったんですが、
業界の自主規制により750cc以上のバイクは販売はできませんでした。
そこで排気量を調整、スケールダウンして登場したのが
750RS(型式:Z2)通称:ゼッツーですね。
Z1からのスケールダウンという事もあり
オーバーサイズ感があったZ2(ゼッツー)。
フレームもZ1のままでしたからね。
■専用設計の車体で登場した「Z650FOUR」
ミドルクラス本来の性能を発揮させる為に専用設計を行い
全長2170mm、全幅850mm、全高1145mm、ホイールベース1420mmという
Z2よりもコンパクトな車格となっています。
エンジンにもかなり進んだ技術を投入していて
まさに新時代のZ!
Z1に続くメーカーを代表する車種を作ろう!
という事で
ホンダのCB750Four(1969年発売)に対抗しようとしていたみたいですね。
エンジンスペックは
・652cc空冷4サイクル
・並列4気筒DOHC2バルブ
・最高出力64ps/8500rpm
・最大トルク5.8kgm/7000rpm
■ザッパー(ZAPPER)の意味とは
ザッパー(ZAPPER)の由来となった語源は
「ZAP = 風を切る擬音」に加え、
軽く、速く、走るスポーツバイクとしてニックネームが付けられました。
実際に性能、走りのレベルの高さは業界からも注目されていたしました。
が、しかし
当時の市場は「ナナハン(750)」に乗る事がライダーの憧れとなり
性能は高いものの、どうしても中途半端な排気量として見られてしまう650ccは
世間の反応も鈍く、大きな販売には繋がりませでした。
現在でも玄人向けにはかなり人気の高い車種ですね。
新「Z650RS」はやっぱり「Z650」がベース?
普通に考えれば「Z650」がベースになると考えられますよね。
なので、
Z900RSみたいな4気筒ではなく
2気筒になってしまうのは残念ですが
でも現代の2気筒 650ccのバランスの良さはかなり高いと思いますので、
ザッパーの様な軽快な走りは期待できますね。
そして、肝心の価格は
現在発売されている「Z650」がメーカー希望小売価格 847,000円
さて
現行の
「Z900」がメーカー希望小売価格 1,100,000円
そして
「Z900RS」がメーカー希望小売価格 1,386,000円
その差額 +286,000円
と考えると
う~ん・・・・100万超えるのかな~
とにかく
ニューモデルの正式発表は2021年9月27日の予定なので、期待して待ちましょう!