バイクに乗る時に必要な装備はヘルメット以外にもたくさんあります。ここでは、最低限必要な装備が何でなぜ必要なのかを解説いたします。
バイク事故の致命傷部位
バイクに乗るうえで、しっかりと意識してほしいのは事故のお話。どんなに運転が上手なライダーでも常に交通事故のリスクはあります。そんな怖い話しなでよ~、という方もいるかもしれませんがしっかり対策をすれば、致命傷を負う可能性を低く出来ます。では、まず警視庁どんな部位がダメージを受けやすいのか、警視庁が発表しているデータを元にチェックしてみましょう。
出展:二輪車の交通死亡事故統計(2020年中)https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/2rin_jiko.html
警視庁が公表している「致命傷部位」の割合になります。この表を見ると頭部、胸部が致命傷部位の70%以上を占めている事が分かりますね。という事は、まずはこの部位を守る事を最優先に考えて、順番に安全性の向上を考えていきたいと思います。
バイクを安全に乗る為に必要な装備は?
①ヘルメット
いわずもがな。そもそも法律で決まってますので必要です。
ただし、ヘルメットなら何でもいいかというとそうではありません。ヘルメットには「PSC」「SG」「JIS」「SNELL」「MFJ」という「安全規格」があります。中でも「PSC」マークについては非常に重要で、このマークがついていないヘルメットで公道を走ると法律違反となり取り締まりの対象となりますのでご注意を!
そして、安全性を考えるのであれば圧倒的に「フルフェイス」最悪シールド在りの「ジェット型」をおすすめします。
どんな形かというと、こんな感じ
これは50ccの原付だろうが、1000ccの大型だろうが同じです。
個人的には知り合いがバイクに乗るとなったら、必ずフルフェイスを強烈に進めます。
なぜかというと、ジェットヘルメットはアゴのガードありません。
転倒時に地面に顔面をぶつけてしまう可能性があります。アスファルトで顔面を擦り付けると想像してみてください。・・・・嫌ですよね?
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②胸部プロテクター
出典:JMCA全国二輪車用品連合会 https://jmca.gr.jp/
日本のバイク用品に関する発展と安全性を促進するJMCAでも最近は推奨していますね。やはりそれだけ重要な装備と考えられていますし、まだまだ普及率が低いのでしょう。
普通に考えれば、心臓や肺など生命を維持するためにとても重要な機能が胸部には集まっているので守るべき場所ではありますよね。
プレート単体でも販売していますし、最近のバイク用ウエアには標準装備されたり、プレートを収納するポケットがついているウエアもありますので選択肢がかなり増えました。背中(脊椎)のプロテクターが設置されているものがあればさらに安心ですね。
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③グローブ
教習所でも必ず軍手をつけて教習に参加する事になりますが、グローブがなぜ重要なのか分かりますでしょうか?バイクが動いていない状態で、バランスを崩す「立ちゴケ」にしても「事故」にしても一番最初に手をつく確率は非常に高いです。
これは体験談ですが、ちょっと近所にスクーターで買い物に行くときにグローブを着けないで走りました。スーパーに入る直前に運悪く砂利にタイヤをとられて転倒し、手をつきました。すると、5cmくらいの幅で手のひらがパックリ・・・。その後の生活がかなり不便でしたね。
それからは、ちょっと近所へ行くときもグローブは必ず着ける様になりました。
なので個人的には胸部プロテクターの次に重要な装備だと思います。
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とりあえず夏用ですね。
④ライディングシューズ/ブーツ
ブーツの重要性はやはり転倒時にバイクと地面に挟まれる危険性があるので、そのリスクから守る為に重要です。バイクが重いからというのはもちろんありますが、バイクのエンジンってかなり高温になりますからね。バイクを起こすまで、その高温部分でプレスされるって考えると・・・。
お洒落なレザーブーツよりもライディングシューズの方が運転はしやすいですね。
あと、マニュアル車に載る方は靴ひもがないブーツをお勧めします。靴紐が長い運動靴などで乗ると、信号待ちで停車する為、足を出す際に靴ひもが引っかかって転倒、なんて非常にカッコ悪い事になりますからね。
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