世間のイメージでは風を切って颯爽と走る姿を思い浮べるオートバイ。
「夏はオートバイで走ると気持ちが良いんでしょ?」なんてご近所さんに
聞かれたりするライダーも多いのではないでしょうか?
ところが現実では、長袖、長ズボンにヘルメットとグローブにブーツ、
走っている時は多少は涼しいものの基本的には灼熱に耐えながら
ツーリングをしているライダーが多いのが現実だ。
そんな夏のツーリングを快適に過ごす為のアイテム
それがこれ、ウエアに水を流して、気化熱を利用し体温を下げる水冷シャツ
その中でも「涼神服」という水冷シャツを試してみました。
水冷シャツ「涼神服」の内容物を確認
①水冷シャツ
②ポンプコントローラー
③パウチパック
④パウチパック専用ポーチ
ちなみにパウチパックを使用しなくてもペットボトルチューブがあれば
一般的なペットボトルを給水タンクとしても活用可能。
↓ペットボトルチューブ↓
出典:https://suns-shec.com/
装着してみよう!
水は水道水でOKなので、ツーリング先でも水の補給ができる。
専用ポーチにパウチパックをセット
水冷シャツを着てからパウチとシャツの給水ホースを繋ぎます。
水量の調整も可能となっているのでとりあえずMAXに。
実際に走ってみました
さっそく走り出してみます
今日の外気温は30℃です。
走り出した瞬間から「涼しい!」と感じました。
ポンプから定期的に水が送られてくるので、常に薄っすらと濡れている状態になります。
正直めちゃくちゃ快適です!
ただし、気化熱によって体温を下げるので、風が無いとやっぱりジワジワ暑くなってきます。
信号待ちとか渋滞などで停止した場合、そして風が無い日はもういつも通りの夏の暑さに。
ただ、少しでも走り出してしまえばかなり涼しくなります。
唯一の欠点としては?
このウエアは風を通す事で水を気化させるので、
バックパックを背負ってしまうと
背中に風が抜けなくなる為、効果が半減した様に感じました。
水冷シャツを最大限効果を発揮するには?
フルでこの性能を体感するならバックパックを使わない方がおススメです。
そして、水冷シャツの上に着るならジャケットとかプロテクターとか
しっかり風を通す、たとえばフルメッシュジャケットなどがベストです。
最強装備はファンがついたウエアとの組み合わせ。
これであれば渋滞や信号で停まっても
常に体を冷やす事が出来る、着るエアコンの完成ですね。